新しい3合用炊飯器を買って、ひと月以上過ぎましたが
使ってみた感想は、まず2合しか炊かなくなったという事です。
3合炊くと容器いっぱいいっぱいになって、まんべんなく返す事が出来なくなりました。
あんまり返す必要がないのかも知れませんが、炊き込みご飯とかになるとあふれて2合半以上は無理だと思います。
炊き込みご飯は絶対に返さないと満遍なく具が行き渡らないと思います。
そこで思ったのが「木のおひつが欲しいな」という事です。
どうしても必要ではないものなので普段は忘れてしまっているけど、この間コーナンで「3合用おひつ」というのが一個だけ置いてありました。
「これいいじゃん! (´∀`*)」価格も2980円だったか2890円だったか手頃なものでした。
一旦は直ぐに手に取ったのですが、そのままぶらぶら歩いていると「炊飯コーナー」みたいな感じで、セラミックのおひつなど店頭にいろいろ飾られていました。
そこで改めて手に取った3合おひつと同じ商品を見てみると不格好であまり気に入るものではなかったのです。
一度ネットでも調べたほうがいいのでは…と手に取った商品も戻して帰ってきました。
家に帰って早速ネットで見てみると、価格的に安価なものは不格好で「これいいな(^ω^)」というものは数万円もしました (´;ω;`)
まず「木のおひつ」とはどういうメリットがあるものなのか?
ここでは難しいことは書きませんが、冷めても美味しいご飯という事がネットでわかりました。
それまでは単に底まで満遍なくひっくり返したいという為だけの発想でしたが「美味しいご飯」という事も脳内に追加されました。
そしておひつにもいろいろ有るんだなという事です。
大きく分けると「セラミックのおひつ」、「漆だけど下地は樹脂のおひつ」、という単なる入れ物みたいな?… この辺りまでは比較的安価です。
次に「わっぱ」と呼ばれているもの。これは一つ一つ職人の手によるものなのか4万円以上の高価なものも存在しました。(ここでは3合用を基本に書いています)
木のおひつも上を見れば数万円というのも有りそうですが、一万円台で結構良いのがあります。
それでも一万円以上は無理だなと、ひたすら検索を続けた結果いろいろ解ってきました。
先ほどの「冷めても美味しい」という事もそうですが、デザイン的にも関東と関西では形も違っています。
ここで「おひつ」のいろいろを紹介してみましょう。

もっとも安い樹脂製で、旅館などでよく見られるもの。
地元大阪では道具屋筋という場所があり、そこに行けば大小5種類ほどで数千円とかも見つかる。

セラミック製。陶器は通気も良いとされているが木ほどではない。

漆器の特性というのがあるらしいが、個人的にご飯の接する部分は自然のまま使いたい。一般の曲げわっぱより安価なものも見つかった。


「江戸おひつ」と呼ばれているもの。一般的に「おひつ」というと、こんな感じを思いつくのでは…。
「関西おひつ」と呼ばれているもの。上蓋の作りが簡単そうなのか、その分程度に「江戸おひつ」より安め。価格的には平均1万3千円。しっかり作られていると思ったのは7000円~2万円以内かな。

超高級品「曲げわっぱ」。 3合用でも3万円以上は当たり前。

コーナンで見つけた2000円台のおひつに近い形のもの。
手に取った商品は、下容器の縛っている部分が一箇所しか見えないくらい低く上蓋が大きすぎるため、傘のように頭でっかちのバランスが非常に悪い、個人的なイメージとは全く違っていました。
安価で手に入る木製で、金属も使っていないためそのままレンジを使用することも出来る…という、実用性から見ればなかなかのすぐれ物ではあると思うけど、もうしばらく根気よく探してみようと思う。
デザインに妥協して3000円か、本来のイメージに合う7000円~か、はたまた5000円~でも見つけた「曲げわっぱ」か、というところです。
はじめての使用前や普段の手入れ方法も、商品の説明書きには無いような事も解りました。
それについてはまた別の機会に紹介したいと思います。
※「おひつ」を探したい方はコチラから ⇒ おひつ
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